ピラティスレッスンレポート(グループレッスン編)

ピラティスレッスンレポート(グループレッスン編)

ピラティスを習ってみたい、と思った人の多くが参加するのがグループレッスンです。そこで、実際のグループレッスンがどのように行われているのか、「ピラティス&ヨガスタジオ ビーキューブ」にご協力頂き取材してきました。(取材先敬称略)
地下鉄心斎橋駅徒歩3分。大阪市中央区にある「ピラティス&ヨガスタジオ ビーキューブ」は、ヨガスタジオ併設のピラティススタジオです。シックな内装の入り口の先に、明るいスタジオスペースがありました。


グループレッスンの流れ

※レッスン中のエクササイズをピックアップして掲載しています。

グループレッスン1
レッスン前の和やかな雰囲気からグーッとエクササイズに集中。

レッスンのはじめは、大事な呼吸の感覚を確認。背中をまっすぐにした状態で、鼻からたっぷり息を吸い込んで吐き、もう一回息を吸い込み、吐きながら体を丸めていく。背中に向かってたくさん息を吸い込み、深く息を吐き出していく。

≪解説≫
おなかの深い部分の筋肉を意識し、働かせる目的もあるそうです。


グループレッスン2
「ポールの上に乗ってグラグラしなかったらコアの筋肉がついている証拠」と、インストラクターの先生。

ポールの上に乗り、息を吐き出しながら腕をまっすぐ天井に向かって、前へならえの状態。息を吸いながら肩甲骨を前に引き出し、吐きながら後ろへ引き込み、息を吸って腕を回しながらぐるりと戻し、吐いておろす。

≪解説≫
背中の筋肉と肩甲骨を安定させる筋肉の小さな動きを感じて、これから後のよりダイナミックなエクササイズの動きに備えます。


グループレッスン3
皆さん涼しい顔でこなしている。

ポールを足で踏み角度をつけ、手のひらにボールを乗せて上下に動かす。吐いて5回、吸って5回スピーディーに行う。

≪解説≫
肩を安定させる筋肉に作用し、腹部の筋力の持久性をつけ、脊柱の自然なカーブを保つ感覚を身につける目的。


グループレッスン4
レッスンの中で一番集中力と筋力が必要そうに見えた。

クッションの前半分に座ってボールの上につま先だけ乗り、ポールをおなかの上に乗せて息を吐いて後ろに下がり、息を吸って前に戻る。

≪解説≫
腹部の筋力でバランスを保ち、骨盤と股関節そのものを動かしています。


グループレッスン5
この後、息を吸ってY、吐いてC、Aの形で腕を動かし、先生曰く「M無しのYMCA」を展開。

立てひざになって骨盤を前に持ってくるように意識して、ひざの上にまっすぐ立つ。ボールを持ち、腕をまっすぐあげて息を吸い、体を開きながら腕を下ろし骨盤から上をねじる。

≪解説≫
骨盤を安定させ体をねじる事で、その動作に関係する腹部、背中の筋力を鍛える目的。


グループレッスン6
ボールを踏んづけている分、余計に体を高くあげている・・。

ボールを足の裏に乗せ息を吐きながらおしりをあげ、息を吸っておろす。

≪解説≫
背中、腹、おしり、太ももうらに作用し、それら全てを意識して行います。


グループレッスン7
ヨガを思わせる動作、ポーズにも、マイルドにボールの重さが効いている。

ボールを持って立ち、片側へ踏み込みながら息を吐いて腕をおろし、息を吸って戻す。

≪解説≫
バランス感覚を養いながら下半身と腕の筋力を強化。有酸素運動的要素も狙ったエクササイズ。


グループレッスン8
内容の濃いレッスンに充実感が漂う。拍手。

立ったまま、ゆっくり前かがみになって元に戻る動作を繰り返した後、レッスン終了。

≪解説≫
脊柱を一つ一つ動かす事に意識を向ける目的がある。最後に立って終わるのは、参加した方々が通常の生活に自然に戻る準備のため。


グループレッスンをおすすめする理由

グループレッスンをおすすめする理由
ポールの上に乗りボールを持って行うエクササイズ。

今回取材させて頂いたグループレッスンのクラスは、基礎的なレッスン(ビーキューブでは「イントロクラス」と呼んでいる)をある程度の期間受けた方が参加するクラスでした。「フロー(流れ)」を重視したレッスンは、無理のないペースで途切れることなく進んでいき、60分間で30以上のエクササイズが盛り込まれていました。

ボールやポールなどの道具を利用したエクササイズが多く、これは、レッスンの内容に変化をつけ楽しさを感じてもらうということだけではなく、リフォーマーなどのマシーンを用いた時に近い負荷を再現し、より本格的なエクササイズを提供するためだそうです。また、道具を使うことによって体幹部だけでなく腕や足などにも効果的に働きかける目的もあるということです。

レッスン中に印象的だったのは、エクササイズの説明の際に直感的に分かるような指示(キューイング)が随所で聞かれたこと。ひざのポジションを動かさないようにするために、「紅茶のカップをひざの上に乗せている感じで」と言っていたのには、そばで聞いていても「なるほど」と納得。そういった指示に従いながら、流れに沿って集中することでエクササイズが体全体に作用し、レッスンを繰り返し受けていくと自分の体への気づきも少しづつ増えていくのだなと感じました。

また、ピラティスの基本をある程度習得した後のレッスンとして、今回のようなツールを多用したバリエーションのあるメニューを次々にクリアーしていくという、別の次元のアプローチ、楽しみ方もあるということを知り新鮮でした。

グループレッスンに通って1年経つという方に、ピラティスを始めてからの体の変化などを伺ったところ「前はイスに座ってもすぐに姿勢が崩れ気味だったのですが、そういうことがなくなりました。それと、風邪を引かなくなりましたね。健康に良いということを実感しているので続けています」という声を聞くことができました。


効果的なグループレッスンの受け方

効果的なグループレッスンの受け方
隣の部屋ではプライベートレッスンが行われていた。

ピラティスに興味を持った人がその内容を手軽に体験することができるのがグループレッスンの良いところです。また、料金等から、グループレッスンのみを選択肢に入れてスタジオや教室選びをする方も多いと思います。しかし、ピラティスはマンツーマンのプライベートレッスンが本来のスタイルであり、目的とする効果を得るのも早いもの。

そこで、グループレッスンを基本にした場合の上手なレッスンの受け方を伺ったところ、「まず、プライベートレッスンを受けてピラティスの体の動かし方の特徴をしっかり体感してもらった後、グループレッスンを継続的に受けていき、確認のために適宜プライベートレッスンを受けるのがよいでしょう」とアドバイスを受けました。それがちょっと難しいという方には、ピラティスの初歩を学んでもらうためのクラス(ピラティス・イントロ)を設けているので、そちらを始めに受けることをすすめているそうです。

グループレッスンでは、参加している人の習得レベルがそれぞれ違ってきますが、「習得レベルが一番浅い方が楽しく感じてもらえるように教えていますので、どなたでも安心してレッスンを受けられます」とのことでした。


取材協力先について

今回取材協力頂いた「ビーキューブ」では、プライベートセッション、セミプライベートセッションの他、初心者向けのピラティス・イントロと通常のグループレッスンのクラスを実施しています。レッスンの定員は10名程度で予約制を採用しているため、参加者のレベルをある程度想定したメニューを事前に考えることができ、適切なレッスンの提供が可能になっているそうです。

また、「ビーキューブ」では、ストットピラティスのインストラクター資格を発行するライセンスファシリティーとしてインストラクター講習を定期的に開催しています。ストットピラティスはカナダのトロントに本部を置くピラティス団体で、そのメソッドは解剖学、運動生理学に基づいて、医学、スポーツ科学に即したものに高められており、様々なクライアントに対応できる内容になっているとのことです。

ピラティス&ヨガ ビーキューブ

ピラティス&ヨガ ビーキューブ

住所:〒542-0081 大阪市中央区南船場4-7-23 南船場第二東洋ビル4F
電話:06-6241-6362
最寄り駅:地下鉄見御堂筋線、長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅、四ッ橋線「四ッ橋」駅

http://www.bbbcube.com/


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